五人百姓(ごにんびゃくしょう)

金刀比羅宮の神様にお供してきた五軒の家筋のこと。御宮の歴史と共に700年以上神事のお手伝いを続けており、その功労によって唯一境内の中での商売を特別に許されています。現在も大門(おおもん)内で白い唐傘を立て飴を販売しており、こんぴら詣りの名物のひとつとなっています。

加美代飴(かみよあめ)

原材料は砂糖・水飴・柚子油の3つのみ。ほのかに柚子の香りがする優しい味のべっこう飴です。五人百姓が一枚一枚手造りで作っています。加美代(かみよ)とは神様の代わりの神代に由来し、古くより参拝された方が買って帰り、付属の小槌で叩いて割ってご利益をお裾分けしてきました。買った方にも貰った方にも幸せがあると言われています。

五人百姓 池商店

当店は金刀比羅宮の石段69段目にて約800年続く飴屋です。「五人百姓」のうちの一軒として加美代飴を製造しております。2021年に店舗を全面改装し、飴造りが見学できるほか、飴を使ったドリンクやスイーツも提供しております。香川・四国の魅力あるお土産を眺めながらひと息つきに。
こんぴら詣りの際はぜひお立ち寄りください。